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  • 小曽根 海知

加納拓馬さんの原著論文がConnective Tissue Research誌に公開されました

概要

本研究では,膝前十字靭帯(ACL)損傷に対する保存的治療法の適応基準を“損傷部位”に着目し、動物モデルを用いて組織学、生体力学的解析から検証した。その結果、ACL中間部損傷モデルだけでなく、ACL大腿骨近位部損傷モデルにおいても自然治癒を認め、さらに治癒したACLは再建靭帯の力学的強度より上回っていることが明らかとなった。


社会的意義

 近年、ACL損傷者の年齢層の拡大と共に治療法に対する患者ニーズが多様化しているが,現状での標準治療は外科的再建術の一択であり,保存的治療法は普及していない.これまでに損傷したACLが保存的に治癒することは立証されているが,どのようなACL損傷者に適応となるのかについては未解明であった.この疑問に対して、動物研究の見地から基礎となるデータを提示できたことは社会的意義がある。


論文情報

論文名

Influence of the site of injury on the spontaneous healing response in a rat model of total rupture of the anterior cruciate ligament

著者名

Takuma Kano, Takanori Kokubun, Kenji Murata, Yuichiro Oka, Kaichi Ozone, Kohei Arakawa, Yuri Morishita, Kiyomi Takayanagi , Naohiko Kanemura

雑誌名

Connect Tissue Res , 2021 Feb 15.

DOI 10.1080/03008207.2021.1889529.

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